さとりちゃんのつぶやき
- 2017-08-04
- さとりちゃんのつぶやき
★お盆について★
お盆は日本人の夏の恒例行事ですね。「お盆休み」=お父さんの会社の夏休みで、ご家族で旅行に出かけたり、故郷に帰省されたりレジャーを楽しまれたり、そんなご家庭も多いのではないでしょうか。
そう言えば、本来のお盆って何だろう?と忘れてしまわれた方のために、お盆についてちょっと調べてみました。
旧暦のお盆は7月です。今でも地域によって7月にお盆を行うところもあるそうですが、新暦の8月のお盆が一般的です。農家の忙しい時期に重ならないためと、夏休みに合わせるためが理由の一つだと言われています。
お盆という言葉は、サンスクリット語のウラバンナ(逆さづり)を、漢字の盂蘭盆会(うらぼんえ)にあてた物です。
ウラバンナとは「地獄の責め苦から救う」という意味で、飢餓道に落ちて苦しむ弟子の母親を、お釈迦さまが供養して救った、という故事が始まりだそうです。
この盂蘭盆会(うらぼんえ)と、日本の先祖崇拝の心が混ざり合い、現在のお盆の習慣ができたと言われています。
〈キュウリの馬、ナスの牛の意味は?〉
これらは精霊馬(しょうりょううま)と呼ばれている、茄子の牛、きゅうりの馬の飾りです。
ご先祖様の魂が精霊馬に乗って帰って来られる、という意味です。
行きはきゅうりの馬に乗って少しでも早くお家に戻ってきていただき、帰りはお土産を積んだ茄子の牛に乗ってゆっくりと帰っていただく、という意味があります。
〈迎え火・送り火〉
13日の夕方にご先祖様が迷わず帰って来られるように玄関先や門の入り口などで迎え火を焚き、16日には送り火でご先祖様の帰る道を明るく照らすという意味です。
お盆の時期に各地で行われる精霊流しや灯籠流し、京都の大文字焼などは、お盆の送り火の一種でもあります。
お盆の時期だからこそ、お仏壇に手を合わせたりお墓参りにいくなどのよいきっかけになるかもしれませんね。
花元石材もお盆期間中(8月10日~13日)フェスを開催しますので、是非ともお墓参りにお越しくださいませ。
お待ちしております。